特急さざなみといえば北陸新幹線開業時のダイヤ改正で通勤特急化し、定期列車は君津止まり、土休日は運休となったのが記憶に新しいが、連休中臨時列車で東京〜館山の列車が復活すると知ったので、乗車することにした(君津からの乗車なので実態がつかめるはずもないが…)。
君津駅3番線には各乗車口付近にそれぞれ1〜2人ほどが立っており、列車の到着を待っている。土休日夕方の臨時列車ではあれど、乗客が少なすぎやしないか。
当のさざなみ82号は定刻通り16:01に到着。臨時列車ですら5両編成とは、さざなみも落ちぶれたものだ。車内はほどほどに埋まっているものの、何ヶ所か2人がけまるまる空いているところも見える。
ほどなくして右手に病院が見えてくる。君津〜木更津は駅間も長いし、この辺りに駅があっても良いだろう。
木更津で3人下車し、3人乗ってくる。ある意味輸送の境目と言えようか。
木更津の次は五井で、ここで1人乗車。木更津以北はアクアラインなど関係ないのに優等列車が存在しない(総武線直通の快速は巌根しか通過しない)ので、東京へ行くときには重宝するのだろう。
それにしても速くて快適だ。特急っていいな…。
列車はあっという間に蘇我に到着。9人が下車していった。千葉方面への乗り換え駅にしては降客が少ないように感じたが、千葉へ行く人はそもそも45分後を走る新宿さざなみに乗っているのだろう。
海浜幕張到着前に自由席車2両の乗客を数えてみると、4号車が38人、5号車が27人であった。
内房線優等は利用者の少ない割になかなか効率的な運行を行っていると言えよう。
16:45 海浜幕張着。
名残惜しいがここで下車する。4号車のドアからは3人が降りていったようであった。
※房総ローカルGO!はこの記事をもちまして終了となります。長い間お待たせして申し訳ありませんでした。
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