電車で帰ろう

大学前で私を待っていたのは8000形でした。地鉄電車の中で一番好きな車両なので、若干テンションが上がっています。

電停の先端からは線路が複線になるところが見えました。実は、もともと安野屋〜大学前は単線で、2012年に富山大橋が架け替えられた際に複線化されたのです。大学に行こうのコメントにあった大学前電停の歩道橋もこの改良の際に廃止されたとのこと。この辺りはやはり富山のやる気を感じます。
後日調べてみると、旧・富山大橋のたもとには小さな公園が整備されているとのことで、こちらも探索してみても良かったのですが、時間的な問題で断念しました。

待望の8000形(5両しかいないこともあってあまり出会えません)に乗り込んで待っていると、13:06、乗客を2人乗せて電車は発車しました。
制振軌道はやはり乗り心地がいいなと思っていると、富山トヨペット前に到着。学生を中心に12人乗車しました安野屋でも1人乗車し、車内はなかなかの活況です。かといって、いつぞやの長崎電鉄のように身動きが取れないほどではありませんから快適です。
丸の内では1人下車。さすがに環状線乗り継ぎではないか。。

状況が一変したのは県庁前。ここから古めかしい石畳の軌道になりました。 見た目には良い石畳ですが、ガタガタ揺れるわ音大きいわでたまったものではありません。以前、南富山の方へ向かったとき見たように富山では軌道の改良も行っています。とりあえずは運行本数の多い富山駅〜南富山駅前を優先するのでしょうが、こちらも早急に改良して欲しいところ。乗り心地が軌道状態に左右されやすいセントラムが走る区間でもありますし、せめて富山ライトレールが乗り入れてくる2018年までにはなんとかならないものかと思います。

ようやく石畳区間を抜けて富山駅に。と、富山駅のホームが2本とも埋まっていて入線できません。少しして左側のホームは空きましたが、そちらは大学前・環状線方面の発着ホーム。南富山駅前行きの我が電車はまだ待ちぼうけです。しかも停車中なのは7000形を改造したレトロ電車。観光電車に負けた気がしてモヤモヤします。
2分ほど待たされてやっと入線。と、乗車していた14人全員が下車しました。しかも、直前をレトロ電車が走っているせいか新規の乗車は無し。どうも富山駅〜南富山駅前は輸送過剰気味なフシがあるように感じます。


忍びないですが、このまま乗っていても仕方ないので電鉄富山駅・エスタ前で下車。1人乗車したようでひと安心しました。

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