〈きたかみ〉の太平洋ワンデイクルーズ【その3】洋上のタピオカミルクティー

通常は仙台~苫小牧の区間運用に従事する太平洋フェリー“きたかみ”ですが、他船のドックの都合で冬場に何度か名古屋まで足を延ばします。この貴重な仙台~名古屋の便に乗船してきました。

デッキに出てくると、ちょうど最後の1台が乗り込むところでした。すぐにランプウェイが上がり出港となります。

昼食を投げ出してまで出港を見に来たのは、仙台港ではタグボートを利用した回頭が見られるから。苫小牧方面の出港は20時前なので、明るい時間に“きたかみ”の回頭が見られるのはドック期間の名古屋行きくらいなのです。タグボートで引っ張っている様子はレストランの窓際座席からでも見えたりしたんですが

太平洋フェリーきたかみ(2代目)仙台港での回頭

ほぼ回頭しきったところでロープは切られ、パーン!という音とともに海面に打ち付けられました。

タグちゃんが追いかけてきてくれました。かわいい。

さて、出航してしばらくすると、次なるイベント、焼き立てパンの販売が始まります。こちらも仙台~名古屋でのみおこなわれる、普段“きたかみ”では味わえないものです。

“いしかり”“きそ”の場合はスタンドコーナーでの提供となりますが、“きたかみ”にはそのスタンドがないため、レストランの前にカウンターを設けて販売していました。

パンも気になったものの、スタンドコーナーがない代わりの限定商品としてタピオカミルクティーが発売されていたのでそちらを購入。小1時間前に昼食バイキングを食べたばかりなので、これだけでもお腹がはちきれそうになりました。パンにまで手を出さなくて正解です。

洋上のタピオカドリンク、映えですね(適当

パンは数量限定とのことでしたが、見ている限りではなくなるたび奥から新しいのが渡されていて、尽きる気配はありませんでした。スタンドコーナーがないぶん昼食としての需要が多いと踏んで多めに用意しているのでしょうか。


貴重な体験ができたはいいものの、食べ過ぎたせいか酔ってきました。しばらく自室で寝込んでやり過ごそうと思います。

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