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遠すぎる(?)新函館北斗駅

2016年3月に当面の北海道新幹線の到着駅として開業した新函館北斗駅。その名の通り函館エリアの玄関口となる駅ですが、函館市街までは直線でも15キロほどと新幹線駅のなかでも随一の遠さを誇ります。 新幹線を降りてまず目に付くのは発車標の回送の文字たち。この駅では到着列車は...
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北海道新幹線はいま

2016年3月、ついに新幹線が北海道の大地に足を踏み入れることとなりました。開業から早3年半、北海道新幹線はいまどうなっているのでしょうか。 ということでさっそく東京駅へ。さすがにH5系ではありません。 06:33 東京発。座席はすでに半分弱埋まっています。06:38 上野着。...
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常盤路のいまを追う【その5】いよいよ仙台へ

2020年3月14日のダイヤ改正で富岡~浪江が運行を再開し、常磐線が全線復旧する運びとなりました。今回は一足先に現地を訪れ、復旧前の現状を記録していきます。 原ノ町からは仙台へ一本で行くことができます。しかしこの列車、仙台まで行くというのに2両編成で大丈夫なのでしょうか…。浪江...
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常盤路のいまを追う【その4】分断の予兆

2020年3月14日のダイヤ改正で富岡~浪江が運行を再開し、常磐線が全線復旧する運びとなりました。今回は一足先に現地を訪れ、復旧前の現状を記録していきます。 浪江からはふたたび鉄路に身をゆだねることができますが、ここから出てゆく電車はわずか4つ先の原ノ町どまり。全線再開後に同駅で運転系...
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常盤路のいまを追う【その3】富岡~浪江間代行バスから見えたもの

2020年3月14日のダイヤ改正で富岡~浪江が運行を再開し、常磐線が全線復旧する運びとなりました。今回は一足先に現地を訪れ、復旧前の現状を記録していきます。 東京側からやってきたときの現時点での終着駅、富岡まで来ました。ここから浪江までは代行バスに乗っていきます。 ただバ...
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常磐路のいまを追う【その2】豪華な普通列車

2020年3月14日のダイヤ改正で富岡~浪江が運行を再開し、常磐線が全線復旧する運びとなりました。今回は一足先に現地を訪れ、復旧前の現状を記録していきます。 いわきで特急を降りると、向かいにも特急車両が停まっていました。元スーパーひたちの651系です。 いま乗って...
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常盤路のいまを追う【その1】柏からひたちに乗車

2020年3月14日のダイヤ改正で富岡~浪江が運行を再開し、常磐線が全線復旧する運びとなりました。今回は一足先に現地を訪れ、復旧前の現状を記録していきます。 ひたちはその名の通り、常磐線を走る特急。おもに品川・上野から水戸を経由していわきまで結んでいます。多くは速達型として上野~水戸をノ...
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日本最小の路面電車

岡山の街を走る岡山電気軌道は2路線合わせても4.7㎞しかない日本最小規模の路面電車です。 路線の東端、東山にやってきました。チャギントン電車が走るためかチャギントン仕様になっています。 タイミングよくMOMO2がやってきました。新潟鐵工所製の2連節超低床車です。 ...
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日南線を乗り継ぐ

宮崎のひとつお隣、南宮崎駅。一見地味に見えますが、すぐそばには宮交シティがあり特急も停車する宮崎の拠点駅のひとつです。 ちなみに駅前では大量のバスたちが休憩しています。 今回はここから分岐する日南線に乗って行こうと思うのですが、残念ながら次の列車は途中の油津どまり… ...
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1号線に未来はあるか

 千葉都市モノレールといえば世界最長の懸垂モノレールとして知られていますが、その中に存続の危機にさらされている路線があるのはご存知でしょうか。それは1号線の千葉〜県庁前です。同区間は他の鉄道やバス路線が並行しており、割高なモノレールは全く歯が立っていません。以前より廃止論議がなされており、...
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中速鉄道のすゝめ

整備新幹線の建設がひと段落する見込みがつき(とはいえまだ20年くらいかかるわけですが…)、各地で整備新幹線に追加してほしいと陳情合戦が行われてるとか。ここでは、整備新幹線完成後の新たな高速交通について考えていきたいと思います。 まず大前提として新幹線は新「幹線」であり、将来的にはす...
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房総特急こそ全席指定化すべきではないか

2014年3月のスワローあかぎ運行開始を皮切りに首都圏JR特急に広がる全席指定化の波。賛否両論ありますが、個人的には合理的な制度であり推進していくのが望ましいと考えています。ところが私の地元(?)房総の特急群には全席指定化の話はなかなか聞こえてきません(いちおう何かの資料にちらっと載っていた気はし...
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工業地帯をめぐる【後編】

↑前回はコチラ 海芝浦をあとにします。 ※以下、3号車のデータ。時刻はメモしていなかったので省略します。 海芝浦  1人乗車。 線路のすぐ下は海。不思議な光景です。 新芝浦  2人乗車。浅野   1人乗車。弁天橋  1人下車,8人?乗車。鶴見小野 ...
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工業地帯をめぐる【中編】

↑前回はこちら 浜川崎の鶴見線ホームに戻ってくると、ちょうど上り電車が発車していきました。 なんとなくそれっぽい写真を…( 鶴見線の先っちょ、扇町へ向かいます。ここから先は日中2時間に1本しか電車の来ない秘境です。 さすがにもうガラガラで...
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工業地帯をめぐる【前編】

鶴見から京浜工業地帯へ分け入っていく鶴見線。支線を2つも有し、適当に思える名の駅が並ぶなど、独特な雰囲気をもちます。そんな鶴見線界隈を巡ってみました。 鶴見駅で鶴見線乗り場に向かうには中間改札を通らねばなりません。これは鶴見線の各駅が無人駅だからだそう。なおここは自動改札機のみなので...
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東海道の諸相【その4】米原〜摂津本山

向かいに停まっていた新快速にささっと乗り換えます。沼津、豊橋、大垣と跨線橋を介した乗り換えが続いたのにここだけ対面というのはなんだか気持ちが悪いです(しかも先の3箇所と異なりここはJR東海とJR西日本という異社間の乗り換えですし…)。 編成端に近いこともあってか、まだ2人掛けのシー...
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東海道の諸相【その3】豊橋〜米原

豊橋でも2分接続の新快速は別ホーム。乗り換えられないこともなかったのですが、面倒くさくなって、どうせ大垣で収斂するし…と1本後の快速に乗ることにしました。 また311系が… 座席はこんな感じです。 駅弁を買い込んでそそくさと乗り込みます。せっかく愛知まで来たのならまずは駅...
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東海道の諸相【その2】熱海~豊橋

地下道を通って熱海駅3番線に上がると、なんと373系がやってきました。以前はムーンライトながらにも使用されており、現在は東海管内の各種特急やホームライナーに充てられている特急型車両です。静岡地獄を覚悟していただけに、思いがけぬ乗り得列車の登場には喜ばざるをえません。もっとも、どうせ沼津まで...
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東海道の諸相【その1】東京~熱海

お恥ずかしいことながら、こんな趣味をやっているのに今の今まで東海道路を18きっぷで往来するということがありませんでした。今回は東海道路を4区間に分け、列車1本1本ごとではなく区間ごとに紹介していきます。 すっかり始発駅の面影がなくなった東京駅東海道線ホームにやって来たのは7時ちょっと...
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電車はなぜ走るのか

 富山県高岡市・射水市を走る路面電車“万葉線”は、乗客の減少から運営する加越能鉄道が廃止の方針を打ち出し、第三セクターの万葉線に引き継がれることとなりました。他の路面電車と同じく超低床車も導入されていますが、実は高岡市の人口は路面電車の起点の人口としては日本最小。なぜこうも他都市と同じように振る舞...